「日本の奇跡」

ブロードバンド「日本の奇蹟」は、なぜ起こったか
http://japan.cnet.com/news/pers/story/0,2000047682,20062149,00.htm

ADSL+CATV+FTTHで1200万人以上。普及率は韓国を上回る勢いのようだ。
その理由は、かいつまんで言うと下記の2点
ソフトバンクが世界にも例のない低価格で全国規模のDSLのサービスを開始した
・NTTが規制に忠実にインフラを開放したこと

 日本のブロードバンドの成功は、このようにアンバンドル規制と冒険的な新規参入業者とNTTの戦略的失敗が偶然、複合して起こった「競合脱線」のようなものだ。これは消費者にとっては望ましいことだが、ビットレート当たりで欧米の1/30以下という異常な料金による「消耗戦」が、どこまで維持できるのかは明らかではない。また新規キャリアは、ほとんど自前の設備を持たないでNTTのインフラ上にネットワークを構築している。これは設備ベースの対等な競争を促進するという長期的な目的にとっては望ましい状態とはいえないし、規制や料金の変化によって大きな影響を受ける脆弱性もある。

あと、光ファイバーの(緩やかな)成長に関しては、USENケイオプティコムの名前も上げておくべきですかね。