関西のケイ・オプティコム、FTTH大幅値下げはADSLユーザからの乗り換え需要が目的

http://www.rbbtoday.com/news/20040825/18215.html

ケイ・オプティコムが値下げを発表。その狙いは。

「利用料を4,000円台にするというのが大前提でした。そのうえでYahoo! BBの12Mbpsサービスの利用料を詳しく調べてみると、ADSL利用料・NTT回線使用料・NTT固定電話の基本料金(3級局住宅用)など、その合計金額が月額5,547円になることがわかったんです。そこでFTTHを4,900円、IP電話の基本料を無料、IP電話のアダプタのレンタル料を300円にすれば、ADSLよりも安い5,200円になるということでこの価格になったのです。ですから、この価格はADSLからの乗り換えを意識した、非常に戦略的なものなんです」

コスト積み上げ型の料金設定ではなく、マーケットに受け入れられる「戦略的な価格」を目指したとの事。

収益面では手堅い戸建、まるごと1棟導入できれば一気に加入者を増やせる集合住宅。戸建を狙うケイ・オプティコムと、集合住宅をターゲットとするNTT西日本のどちらに軍配が上がるか、今後の動向に注目したい。

そろそろ光キャリア間でも戦略の差がでてきました。記事では触れられてないけど、USENも集合住宅狙いですね。ソフトバンクもそうでしょう。
自前回線を豊富に持ってるところは、戸建狙いにもいけるんだろけど。