「100万回線を誇る日本のFTTHは本物」〜NTT山田副社長

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2004/10/21/5093.html

しかし「アクセス回線に光通信を使うFTTHでは、そうした過保護は普及の妨げだ」。NTTではFTTHの導入の手間を軽減するため、「スキルがあれば導入できる『ケアレス化』、さらに進んでスキルがなくとも導入できる『スキルレス化』を目指す」という。曲げに強い光ファイバの開発や、故障時にスタッフの立会いなくして復旧できる無派遣試験技術などの開発が進んでいる。

 また、開通の迅速化も進められており、例えば1週間程度で開通させるために、光アクセス設備選定システム「Plant Allocation System(PAS)」を導入。申し込み時の住所や開通希望日から光アクセス設備を自動的に選別し、申し込みから宅内工事完了までの期間を短縮する。当面の目標は1週間、最終的には即日開通を目指すとしている。