固定・移動通信融合の最新トレンド

http://www.icr.co.jp/newsletter/eye/2004/e2004012.html

■「固定」「移動」の区分が無意味になる?
 以下にエコノミスト誌の固定・移動通信の融合に関する展望を要約して紹介する(注)。
BTのような固定通信会社が、固定・移動通信融合(FMC)の先導者としてこのアプローチをアッピールするのは当然だ。携帯電話にトラフィックを奪われるのを何もせず見過ごすよりは、携帯電話会社と協力して幾分かのトラフィックを奪い返すことができるからだ。BTは一旦携帯電話事業を売却した後、再販で再参入した。最近では、ボーダフォンと提携関係を結んでいる。FMCサービスは、携帯電話の通話の幾分かを固定網にシフトさせることによって、BT(モバイル)のコストを下げることを可能にする。また、BTは融合サービスを提供することによって、携帯電話専業の会社との差別化が可能になる。

海外の事例とNTTの未来。