いよいよ姿を現すグランドスラム・モデル――過激化する米CATVと電話業界の競争

http://it.nikkei.co.jp/it/column/koike.cfm?i=20041227xt000xt

この1年の米国ブロードバンドを振り返ってみると、今更ながらケーブル・テレビ業界の力強さに目を見張る。電話会社が、1Mbpsを越えないDSLサービスに苦心惨憺(さんたん)するかたわら、ケーブル業界は、IP電話、ケーブル・モデム、放送を束ねるトリプル・プレー戦略で優位に立っている。それはまた、米国でもネット世帯の半分がブロードバンドになろうとする中、充実したネット・サービスを望む市民の期待にも一致している。そうした中、ケーブル・テレビ会社は、携帯電話や無線ISPサービスにまで手を広げてきた。いよいよ、トリプル・プレーに続くグランド・スラムへの挑戦が始まろうとしている。

トリプルプレーは知ってましたが、グランドスラムという用語は始めて聞きました。
グランドスラム:「放送」「IP電話」「ネット・アクセス」「モバイル」
トリプルプレー:「放送」「IP電話」「ネット・アクセス」

日本でのトリプルプレーKDDI光プラスJCOMが先行してますが、KDDIauまで組み合わせられるなら、グランドスラムも間近です。ただ、日本の場合は「放送」がVODであり、地上波のカウンターパートになりえてないので弱い気がしますが…。