ホリエモン=ロビンソン・クルーソー仮説
http://www.nozomu.net/cgi-bin/webnote/opinions/103_index_msg.html
広告クリエイターの吉田望氏のサイトから。
旧ライブドア(無料ISP)買収時の堀江氏とゼロの西久保元社長の間での経緯が描かれています。
この話の真偽は別として、さもありなんと思えてしまうのは、堀江氏のキャラクターならではです。
稼ぐが勝ち ゼロから100億、ボクのやり方 堀江 貴文 by G-Tools | |
「西久保さん、一緒にライブドアの買収を考えませんか?僕が交渉しますので」と堀江さんは西久保さんに声をかけました。西久保さんは、プロバイダー事業が体力勝負になり集約することを知っていましたので、そうした提携はありうると判断しました。確か夏に企業買収の試みでアメリカに一緒に行ったりして、西久保さんは堀江さんを信用しはじめます。そしてライブドアの買収が佳境に入り、次第に世のうわさになるころ、西久保社長から堀江さんに全く連絡が取れなくなります。
そう。堀江さんは西久保さんのゼロが最大の競争相手になる、ということを史っていて(当時のゼロはキャッシュが40億円以上あって潤沢でした)、西久保さんの動向を探るために接近し、情報をとったのです。そして抜け駆けをして交渉をまとめ、さっさと連絡を絶ったのでした。堀江さんの一言「だまされるほうが悪い!」は今でも教訓にさせていただいています。
結局、堀江さんは会社の知名度(とユーザー)を五億円で買ったのであり、すぐにエッジからライブドアへと社名変更をします。自ら作ったブランドを大事にせず、倒産した会社の知名度を買う。堀江さんの合理行動の面目躍如ですが、長い目で見ると「利害で社名を買えた会社は再び利害にて社名を変えるだろう」と予言しておきます。
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