光ファイバー需要、04年度は25%減・家庭向け伸び悩む

http://it.nikkei.co.jp/it/newssp/ftth.cfm?i=2005032907712ul

2004年で底打ち?今後再拡大なるか。

電線メーカーの業界団体、日本電線工業会は29日、国内向け光ファイバー需要の2004年度実績が前年度比25.6%減の723万キロメートルになる見込みだと発表した。家庭向け光ファイバー通信(FTTH)の需要伸び悩みが要因。02年度以来3年連続の減少で、ピーク時だった01年度実績の約4割に落ち込む。
 電線工業会は昨年9月、04年度の需要見通しを当初予想比16.8%減となる782万キロメートルと下方修正したが、今回再び、下方修正した。また、05年度は04年度実績見込みと比べて5.5%増の762万5000キロメートルと予測している。